報道対応から社内報まで、
社内外の広報を担当

広報担当として、新聞、テレビ、Web媒体等の取材対応、ニュースリリースやホームページの内容チェック、イベントの開催といった対外的な広報や、グループ報の制作協力などの社内広報を担当しています。たとえば「○月○日○時頃、○○駅で○○系の列車を撮影できないか」といったテレビ局からの問い合わせがあれば、テレビ局と詳細を打合せ、該当駅や、乗務員の管理部署に協力を依頼し、車両の手配を行い、当日は現場に立ち会って安全管理を取り仕切る一方、制作側の要望に臨機応変に対応します。広報業務は、駅や車両センターなど現業の方々の協力がないと成り立たないのです。現在、社内報の復刊にも取り組んでいます。努力の成果が形になる、やりがいのある仕事です。

駅務初日の安堵と達成感が、
今も仕事の原点

配属初日の駅務経験が、強く印象に残っています。当社では、入社すると全員が現業職場に配属されます。私は横浜駅に配属され、およそ1年間、いわゆる駅係員としての仕事を行いました。次々といらっしゃるお客さまへの対応。列車の安全運行のため、一瞬も気を抜けないホーム担当業務。必死に対応しているうちに、あっという間に最終電車が出発していきました。終電を見送ったとき私の心に芽生えたのは、「一日大変だったけれど、無事にすべてのお客さまを送り出せた」という心からの安堵でした。その後、車掌、本社営業部、駅務係主任、広報と様々な仕事を経験しましたが、この「当たり前を実現することの大切さと、苦労と、達成感」が、今でも私の原点です。

インバウンドの視点から、
サービスを改革

増え続ける海外からのお客さまにどう対応するかは、大きな課題です。横浜管区在籍時に担当した「インバウンドツアー 相模鉄道職業体験会」は、そのヒントをくれました。海外で日本語を学ぶ学生が来日し、日本文化を体験する催しの企画を任された私は、ホーム担当業務体験や構内放送体験等、プログラムの進行を若手係員と共に進めました。どの学生も係員とのコミュニケーションを楽しんでいた姿が印象的でした。通常時、1対1なら、駅に設置された翻訳機や係員の語学力を駆使して意思疎通は可能。その一方、デジタルサイネージによる案内や多言語放送など、システムによるきめ細かいご案内をより充実させる必要を感じました。対インバウンドの視点からも、サービス改善に取り組んでいきたいと考えています。

鉄道の常識を変える熱意を持った人、
大歓迎!

この会社には、活躍のチャンスがあちこちに転がっています。現業では、業務改善のプラン作りを若手係員が担っています。本社では、少数精鋭で全社を動かす仕事が待っています。これまで鉄道会社は「安全」を第一に、過去のやり方を愚直に踏襲してきました。しかし今後は、安全を守ることは前提条件に、効率化や快適さを目指した大胆な変化が必要だと思います。「自分が変えてやる!」という熱い想いを持った人と、一緒に仕事をしたいと思っています。

※インタビュー内容は取材時のものです

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