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安政4年創業の酒蔵が提案する
日本酒と“佳き肴”のペアリング

【蔵元佳肴 いづみ橋】は、江戸の終わりの安政4年に海老名で創業した泉橋酒造直営のレストランです。地元・海老名や神奈川県産の食材、相模湾の鮮魚などを、自蔵と同じ丹沢山系・伏流水と日本酒を使って調理した、贅沢なコース料理を楽しめます。

「料理に酒を合わせるのではなく、この酒にはどんな料理が相応しいか考えています」と料理長の根本真さん。この日は、日本酒に含まれる五味(甘・酸・辛・苦・渋)に合わせ、イチゴ、金柑、胡椒草、わさび菜、ビーツなどを盛る斬新なサラダを提供。たっぷりの純米酒で炊いた『真蛸の旨煮』はやわらかく、その丁寧な仕事を感じることができます。

ひと皿ずつに、ベストな一杯を合わせる“ペアリング”を行っており、例えば先ほどのサラダには、微発泡の『大雪にごり(季節限定)』をペアリング。爽快な呑み口から、時間とともに麹の旨味が引き立つ変化に寄り添い、サラダも徐々にドレッシングが馴染むよう計算されています。

日本酒と料理の新しい組み合わせでゲストに驚きを与えてくれる、それが根本さんの料理の神髄です。

「昔の割烹にはお燗番がいました。ペアリングは欧州スタイルではなく、日本文化の再構築です」と根本真さん
この日のコース料理から『海老名朝採れ野菜の彩りサラダ』。海老名の名産・完熟いちごを大胆に盛り込みます
盃もお酒に合わせてチョイス。蔵元の泉橋酒造は、米づくりから精米、醸造までを一貫して行っている酒蔵です
漆喰や漆をアクセントに、和と洋の融合を図った店内。根本さんの紡ぐコース料理を堪能してみてはいかが
蔵元佳肴 いづみ橋の
イチオシポイント
イチオシメニュー
継ぎ足しの煮汁でつくる
コクが深く、上品な味わいの煮魚
『蔵元佳肴盛合せ~時節の旬菜旬魚介を佳き肴に~』は、酒の肴7品~9品を少しずつ楽しめる嬉しいメニュー。旬の煮魚は、料理長の根本さんが何十年も前から継ぎ足してきた煮汁でつくっています。コクが深く、まろやかな味わいは時間を経ているからこそ。
おすすめシーン
ハレの日の酒宴にもぴったり
居心地の良いプライベートな空間
最大8名まで利用できる黒を基調とした個室は、壁紙に漆を用いた特別な空間。時間を忘れて銘酒と肴の饗宴に酔いしれることができます。お店から徒歩20分の場所に蔵元の泉橋酒造があるため、酒蔵見学(要予約)の後に訪れるのもおすすめです。
SO18
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